監物建築工業

玄関リフォームのポイント➀

 

玄関の扉は家の中でも最初に目に入る「住まいの顔」です。

玄関の扉が老朽化していたり、デザイン面に不満を感じていたり、

機能性に問題があれば、家全体の印象が下がります。

そんな方にオススメなのが、玄関の扉を交換するリフォーム工事です。

今回は、玄関の扉をリフォームするメリットや、扉選びのポイントについてご紹介します。

 

玄関の扉を交換するメリットとは?

まず、玄関の扉をリフォームするメリットを5つお伝えします。

 

印象アップ

玄関は家の第一印象として目立つ部分なので、

扉の色やデザインを変えるだけで、家全体の印象を変えることができます。

求めるイメージに合わせて、納得のいくデザインを選びましょう。

 

機能性アップ

ドアから自然光を採り込むと、玄関が明るくなります。

自然光の入りにくい北向きの玄関や、大きな建物の陰になるなど

昼間でも照明が必要な家でも、ガラス開口部がある扉に取り換えることで、

自然光の差し込む明るい玄関へ生まれ変わります。

玄関の扉に網戸や採風窓を取り付ければ風通しが良くなり、

ジメジメした湿気や靴の臭いが家の中にこもるのを防ぐことができます。

風が熱を逃がしてくれるので、夏の暑さ解消にもつながります。

また、断熱性の高い扉を選べば、冬の寒気やすきま風をシャットアウトできます。

気密性が高くなり、冷暖房の効率がアップするので、電気代の節約になります。

さらに、扉本体だけでなく、採光ガラスの部分も断熱構造になっている

複層ガラスを選べば、明るさと暖かさが両立した玄関が手に入ります。

 

防犯性アップ

空き巣や泥棒は侵入に5分以上かかると7割が諦めると言われます。

玄関の鍵を、侵入にてこずるタイプの鍵に交換するだけで防犯性がアップします。

例えば、ピッキングに強い「ディンプルキー」、リモコンで鍵の開閉をする

「リモコンキー」、ICチップ内蔵の「カードキー」などが

侵入に強い鍵として知られます。

また、ドアが閉まると自動でロックが掛かる

「キーレス」のドアを選べば、鍵を掛け忘れる心配もありません。

 

老朽化に対応

玄関の扉は一日に何度も開閉するので、長年使い続けると

老朽化して変形してしまうのは避けられません。

開閉のたびに床や枠を擦ったり、異音がしたり

動きが重くなったら扉の交換時期です。

そんな扉を放置しておくと、扉や鍵が閉まらなくなり、防犯性や気密性に問題が生じます。

 

工期が短い

既存の玄関の枠内に新しいドアを取り付けるだけの

施工方法であれば、工期は最短1日で終わります。

玄関の扉のリフォームは、大掛かりな工事は必要なく、

それでいてさまざまなメリットを享受できるのがポイントなのです。

 

 

玄関の扉は何で選ぶ?

家の第一印象を決めるのが玄関なら、玄関の第一印象を決めるのは扉です。

では、どんな扉を選ぶのが良いのでしょうか?玄関の扉の種類についてお伝えします。

 

扉のタイプから選ぶ

扉には、大きく「片開き」「親子」「両開き」「引き戸」の4タイプがあります。

 

片開きドア

1枚の扉が左右どちらかへ開閉するタイプです。

間口がそれほど広くない玄関にも適しています。

扉の上に欄間(らんま)窓を付けたり、横にガラス張りの袖

(ガラス窓のようになっていて開閉しない部分)を付ければ、

自然光を採り込める明るい玄関になります。

 

親子ドア

普段の出入りに使う大きいドアと、必要なときだけ開閉する

細長いドアの2枚のドアを組み合わせたタイプです。

両方のドアを開放することで間口が広がるので、

家具などの大きな荷物を搬入する際に便利です。

 

両開きドア

左右対称の2枚の扉が真ん中から左右に開閉するタイプです。

広い玄関スペースと間口が必要になりますが

その分、開放感のある空間を演出できます。